March 8, 2023

環境のためにレジ袋を買わない人は何割?エコバッグの忘れ防止対策も

レジ袋が有料化されてから約2年経った今、スーパーやコンビニではエコバッグを使っている人をよく見かけるようになりました。 今回はレジ袋が有料化された理由を振り返り、レジ袋を買わない人はどれくらい増えたのか、またエコバッグを忘れてしまいがちな人のために、エコバッグ忘れの防止対策もあわせて紹介します。 レジ袋が有料化された理由 日本では2020年7月1日から全国でレジ袋が有料化されました。それ以前から有料化しているコンビニやスーパーもありましたが、環境省からレジ袋の有料化が義務づけられたことにより、1枚あたり2円〜5円ほどで販売されるようになりました。 では、なぜレジ袋が有料化されたのでしょう。それは、レジ袋の原材料であるプラスチックが環境汚染の原因のひとつであるためです。 プラスチックの製造・廃棄の際に排出される二酸化炭素(CO2)の量が、2050年には全体のCO2排出量の15%を占めると予測されています。また、プラスチックの廃棄処理の量がひっ迫しており、廃棄処理にかかるコストが増大しているといいます。 さらに、大阪湾に沈むレジ袋の数が推計300万枚に上るとされているほか、2050年には世界のプラスチックごみの量が海洋に生息する魚の量を上回るとまでいわれているのです。 日本はレジ袋を含むプラスチック容器包装の一人当たり廃棄量が、世界の主要な国・地域の中ではアメリカに次いで2番目に多い国です。 これらの問題を解決するためには、私たちの日常生活に身近なレジ袋を有料化し、国民一人あたりのプラスチックごみの量を減らすことが必要不可欠なのです。 (参照:どうしてレジ袋を有料化するの?) ...

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