November 11, 2022

サステナブルな食生活を送るための7つのヒント

地球が抱える環境問題を解決するため、「サステナブルであるかどうか」が重視される昨今。身近な食においても、サステナブルを意識した食生活に変えることで、環境に貢献できます。 今回は、サステナブルな食生活を送るための7つのヒントを紹介します! サステナブルな食生活はなぜ必要? 私たちが生きていく上で欠かせない「食」は、地球が抱える環境問題に大きく関わっています。例えば、食べ物を生産する過程では大きな環境負荷が生じます。 最も環境負荷が大きいといわれているのが畜産業です。畜産業は大量の水や穀物を使用する他、牛のゲップや排泄物から温室効果の高いメタンガスが排出されます。 また、農業においても化学肥料や農薬を大量に使い、土壌や水を汚染するという問題があります。 さらに、消費者に直接関わっているのが、食品ロスの問題です。まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物は、日本だけで年間522万トンといわれています。 食品廃棄物を焼却する際に二酸化炭素が発生するなど、食品ロスは地球温暖化を進める要因のひとつです。 私たち一人ひとりが関心を持ち、サステナブルな食生活を送ることで、環境問題の解決に貢献できます。 参照: ...

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ヴィーガンは痩せすぎてしまう?健康的な体を目指すためには

ヴィーガンはダイエットにも良いとされる一方で、痩せすぎるイメージを持つ人もいるのではないでしょうか?しかし、実際にはヴィーガンを健康的に取り入れている人もいます。 そこで今回は、ヴィーガンで痩せすぎてしまう原因や健康的な体を目指すポイント、痩せすぎを防ぐおすすめヴィーガン食材を紹介します! ヴィーガンが痩せすぎてしまう原因は? 「ヴィーガンは痩せすぎてしまう?」という疑問に対して結論からお伝えすると「取り入れ方次第で痩せすぎてしまう可能性がある」ということです。逆を言えば、ヴィーガンを実践する人がみな痩せすぎてしまうわけではありません。 では、ヴィーガンを実践していて痩せすぎてしまう原因はどこにあるのでしょう。ヴィーガンで痩せすぎてしまう原因として考えられるのは「カロリーが足りていない」「偏ったものばかり食べている」の2つです。それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。 <カロリーが足りていない> ヴィーガン食は植物性食品のため、もともとカロリーが低い傾向にあります。同じたんぱく質を摂るにしても、動物性食品の肉に比べて植物性食品の大豆は脂質が少なく、カロリーも低めです。 意識してカロリーを摂らないと痩せすぎてしまう可能性は十分にあるでしょう。 <偏ったものばかり食べている> ヴィーガン食は完全菜食主義とも呼ばれるため、野菜中心の食事になる人は多いでしょう。しかし、野菜からはビタミン、ミネラル、食物繊維などは摂取できますが、炭水化物や脂質を摂取することはなかなか難しいでしょう。...

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サステナビリティを持つ衣料素材とは?環境に優しい製品を選んでみよう

服やバッグなどのファッションアイテムを選ぶ時、デザインや機能性、価格など重視するポイントはさまざまです。でもこれからは少し視点を変えて、環境に優しい衣料素材を選んでみませんか? 今回は環境に優しい、サステナビリティを持つ衣料素材の種類や特徴を紹介します! サステナビリティを持つ衣料素材とは? そもそも、サステナビリティとは「持続可能性」を意味する言葉です。サステナビリティを持つ衣料素材とは、原料の調達から製造、販売、消費に至るまですべての過程において、環境に配慮した素材を指しています。 また、生産や販売に関わる人々の労働環境の適正化や、消費者が安全・安心に使えるという点も、サステナビリティを持つ衣料素材のポイントです。 あわせて読みたい: サステナブルファッションとは?誕生の背景とその取り組み サステナビリティを持つ衣料素材は大きく分けて2種類 サステナビリティを持つ衣料素材は、主に「天然素材」と「リサイクル素材」の2種類に分けられます。 <天然素材>...

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植物由来のプラントベースフード!どんな食材を使ってる?

プラントベースフードといえば大豆ミートが主流ですが、最近ではレトルトカレーやパスタソースなど、さまざまな種類のプラントベースフードが商品化されています。 プラントベースフードは基本的に植物由来の食材で作られていますが、実は中には、一部動物性食品を使っているものもあるのです。 そこで今回はプラントベースフードの原料となる食材について解説します! プラントベースフードの食材に動物性食品が含まれている…? そもそもプラントベースフードとは、植物由来の原料で作られた食品のことです。基本的に動物性食品を使用せずに、植物由来の原料で肉や魚、卵や乳製品などの味や見た目、食感を再現しているのが特徴です。 基本的には植物由来の原料としていますが、中には動物性食品を含むものがあります。例えば食品加工の過程で卵をつなぎとして使用したり、乳たんぱくを使用したりするケースです。 このような商品は植物性食品のみではないため、完全菜食主義のヴィーガンの人や、卵や乳製品を控えているベジタリアンの人は注意しなければなりません。 日本ではプラントベースフードはもともと「植物性食品を積極的に摂ろう」という目的で作られているため、ヴィーガンフードほど厳格な菜食ではないことを覚えておきましょう。 (参照:https://www.caa.go.jp/notice/other/plant_based/assets/representation_cms201_210820_01.pdf) プラントベースフードに含まれる食材をチェックしてみよう!...

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植物性たんぱく質は筋肉にならない?動物性たんぱく質との比較

植物性たんぱく質は動物性たんぱく質に比べて脂質やカロリーが低いこともあり、昨今注目を集めています。 しかし、筋トレをしている人にとっては「植物性たんぱく質って筋肉はつくの?」と気になるのではないでしょうか? 今回は植物性たんぱく質と動物性たんぱく質との筋肉のつくられ方の違いを解説します。 植物性たんぱく質で筋肉はつくの? 植物性たんぱく質は、主に大豆や豆類、穀物などに含まれるたんぱく質です。これらを食べることで筋肉がつくのかという疑問ですが、結論からいうと「植物性たんぱく質の摂り方によっては筋肉をつけられる」というのが適切でしょう。 なぜなら、植物性たんぱく質は動物性たんぱく質に比べて筋肉を増強・修復する力が弱いと考えられているからです。 <動物性たんぱく質に比べて筋肉を増強する力が弱いのはなぜ?> 植物性たんぱく質が動物性たんぱく質に比べて筋肉を増強する力が弱い理由として、植物性食品に含まれる食物繊維などの成分がたんぱく質の吸収を妨げているのではと考えられています。 オランダでの研究によれば、植物性食品から植物性たんぱく質のみを抽出して精製した場合、たんぱく質の吸収率は動物性のものと変わらないという結果が報告されています。 加えて、植物性たんぱく質は必須アミノ酸の含有量が少ないことも理由のひとつです。植物性食品の種類にもよりますが、リジンやメチオニンといった特定のアミノ酸が不足している場合があります。...

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