エシカル 意味 – アウトドアでも地球に優しく!エシカルなグッズやウェアを選ぼう

エシカル 意味

エシカル 意味 – 春はキャンプやバーベキューなど、アウトドアを楽しむ人が多いのではないでしょうか。中には、これからアウトドアグッズやウェアの購入を考えている人もいるかもしれません。

そこで、この機会にエシカルな商品を選んでみませんか。エシカルとは「倫理的な」「道徳的な」という意味。つまりエシカルな商品とは、地球環境、社会、人や生物に配慮した商品ということです。

 

アウトドアウェアが環境汚染の一因に!?

アウトドアは自然環境がなければ成り立たちません。自然を守るためにできることのひとつとして、エシカルな買い物があります。

そこで今回は地球に優しいエシカルなアウトドアグッズやアウトドアウェアを紹介します。
アウトドアウェアの多くは、機能性を高める必要もあり、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維からできています。そして、化学繊維の原材料となっているのが、海洋汚染問題の原因にもなっているプラスチックなのです。

化学繊維の服を1回洗濯すると、70万〜120万のマイクロファイバーが流出するといわれています。一部は海に流れ着き、生態系にも影響を及ぼします。

一説によると、化学繊維の洗濯に由来するプラスチックは、海洋全体のマイクロプラスチックの約35%を占めているといいます。

エシカル 意味

 

アウトドアグッズも環境に配慮したものを

ウェアだけでなく、アウトドアを楽しむ際のグッズ選びにも気をつけなければなりません。使い捨ての食器やプラスチックのストローなどは、ゴミを増やし、環境に負荷を掛けてしまいます

使い捨てでも自然に還る素材のものが登場しているので、そういった環境に優しいものを選ぶようにしましょう。

エシカル 意味

 

地球に優しいエシカルなアウトドアグッズ&ウェア

環境に配慮したアウトドアグッズやウェアにはどんなものがあるでしょうか。いくつかの例をご紹介します。

 

<100%天然素材の携帯コンロ>

竹や段ボールなど、天然素材だけで作られた携帯コンロがあります。天然素材のコンロは、使用後は使い捨てでき、そのまま燃やすことも可能。燃やせば土に還るため、有害物質が残ることもありません

洗剤で洗う必要もなく、水質汚染の心配もありません。軽量なので、持ち運びの負担を減らしたい人にもおすすめです。

 

<ソーラーパネル付きのLEDランタン>

ソーラーパネル付きのLEDランタンは、太陽光さえあれば電源・電池要らずで使えるため、環境に負荷を掛けません。

太陽光で充電さえしておけばいつでもどこでも明かりが確保できるので便利です。アウトドアだけでなく災害時にも役立ちますよ。

 

<植物由来で土に還るコップや食器>

竹の繊維やヤシの葉など天然素材で作られたコップや食器があります。これらは繰り返し何度も使え、耐熱・耐冷性にも優れており、食洗機にも対応できます。

最大の特徴は、食器が使えなくなったらそのまま土に埋めれば、2〜3年で土に還ることです。ゴミを減らすだけでなく、地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)の排出も防ぐことができますよ。

 

<リサイクル・ナイロンで作られたジャケット>

リサイクル・ナイロンとは、魚網や廃棄物のプラスチックなどを原料として作られたナイロンのこと。

リサイクル・ナイロンで作られたジャケットは、石油を原料とする一般的なナイロンに比べ、製造の過程でCO2の排出量を18%(700万ポンド以上)減らすことができるといわれています。

また、廃棄物として埋立処分するはずのプラスチックを原料とするため、廃棄物を減らし、埋立地の寿命を延ばすことができます

さらに、石油を原料としないため、資源の節約効果もあるのです。そのうえ、超軽量で強度が高く、吸水性、速乾性、伸縮性もあるので、機能性を求めている人にもおすすめですよ。

 

<オーガニックコットンで作られたシャツ>

オーガニックコットンとは、化学殺虫剤や除草剤などの薬品を一切使用しないコットンのこと。オーガニックコットンで作られたシャツは従来のコットンに比べ、製造過程での水の使用を87%削減、CO2排出量を80%削減するといわれています。

また、化学薬品を一切使用しないため、生産者の健康を守り、土壌の質を向上させ、多くの生物を守ることにも貢献しています。

環境だけでなく、肌にも優しいので、敏感肌の人にもおすすめです。

 

環境に配慮したアウトドアグッズ&ウェアで自然を守ろう

アウトドアを楽しむ際には、自然を汚さないよう、ゴミを減らす工夫をすることはもちろんですが、グッズやウェアを選ぶ段階から、自然環境を意識することが大切です。

環境に配慮して作られた製品を選ぶことで、環境問題の解決に貢献することができますよ。

アウトドアには欠かせない自然環境を守るためにも、ぜひ今回紹介したアイテムをキャンプやレジャーの際に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

参考

https://www.vogue.co.jp/change/article/this-weeks-sustainable-tips-microplastics-laundrry
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